2009年11月22日 (日)

講談社のまわし者と呼ばれようとも

超久しぶりのエントリー。
こないだのヨルムン7巻とブラクラ9巻は時期を逸したので仕方ない仕方ない。

石ノ森章太郎・村枝賢一「新・仮面ライダーSPIRITS」1巻

マガジンZから月マガに移籍して開始した、1号と2号の間をつなぐストーリー。相変わらず「仮面ライダー」という作品への愛とリスペクトがコマの間から滲み出る仕上がりとなっています。
どっちかというとウルトラマン派だった私ですが、今回もしっかり『聞こえて』きました。第2話と第3話の間に描かれた、サイクロン号を駆るライダーとタイトルの絵で。そう、「ちゃーっちゃらー、ちゃちゃちゃちゃっ♪」というアイキャッチの音楽がががが!再放送で数える程しか見たことないハズだし、それも随分昔の話なんだけどねえ。やっぱ村枝賢一恐るべしって話ですよ。


光永康則「怪物王女」10巻

長兄デュケーン登場。犬型フランケンシュタインはフランダーじゃなくてフラングだったか。どう見てもキャシャーンな格好でアンドロ(作中ではドローン)軍団まで率いてるなんて話が違う!(いい意味で)王族争いに隠された秘密の一端が明らかにされた訳ですが、今回は爆乳我がまま長女シルヴィアと令裡が大活躍でした。
このマンガ、相変わらずホラーやSFの短編のエッセンスがいい所取りで盛り込まれてるんだよなー。アニメ版はその辺ぜんっぶ無視してわざとらしい萌え臭をなすりつけようとして失敗してたけど。


田中ほさな「乱飛乱外」7巻

やっっっっと出ましたか。つかこの表紙は大丈夫なのか、児ポ法的な意味で。
聖女エズミ編が終わって、雷蔵一行は伊賀の里で次期頭領候補・おろちの忍法勝負「百活修法の儀」に付き合わされることに。「おろちの絶対いじめてはいけない伊賀の里24時」の罰ゲーム時の叫び「の────っ」が面白すぎる。
エズミ編で禁じ手的アドバイスが入ったせいか、雷蔵がちょっと成長できたような気がします。
今回かがりが使う「神体合の術」について、前の使い手・幽香(かすか)から『術が破れたときの話』が出まして……うーん、前に言ってた伏線が回収されるのかも。幽香の念者って冠木星眼なのかなぁ。次巻は来年の夏らしいのですが巻末のアオリが気になるなあ…。

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2009年5月24日 (日)

光永康則「怪物王女」9巻

  • 虚弱体質なエスパー戦士ことエミール兄さん、一時退場?不死の王族の中でも未来視は特別な能力なんだね。
  • ヒロ、血の戦士としてやんわりと覚醒。手柄はリザに持っていかれましたが。というかこの作品、基本的に戦闘シーンのクライマックスは敢えて描かない主義だよな。
  • 13歳のリリアーヌを堪能できるタイムパラドックス話……と簡単に考えてたが、ちょっと待て。

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2008年12月28日 (日)

光永康則「怪物王女」8巻

しばらく放置してしまいました当ブログですが、年を越すにあたってこれだけは上げないと。
帰省先のネカフェから書いてんですが怪物王女置いてないでやんの。うろ覚えな8巻の内容はというと…

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2008年6月 7日 (土)

光永康則「怪物王女」7巻

さーて、今回の怪物王女は~?(サザエさん風)

 ・第一王女シルヴィア、ついに参戦
 ・フランドル大活躍
 ・紗和々姉さん、令裡に確定される

の3本です。シルヴィア王女はリリアーヌを傲慢巨乳にした感じですな。リリアーヌがある程度傲慢なのでチョー傲慢と言って差し支えないかと。あと前の巻でリリアーヌに破れた元セブラン配下のミカサが、蠅男のリクルートでシルヴィアの元につきました。使い捨てにされなくて何より。そしてフランダースの新型ボディは……笑える。

何といいますか、今回の単行本のエピソード全体で、やっとリリアーヌが王位継承者であることがしっくりしてきた感じがします。
「ONE PIECE」のルフィの決め台詞「海賊王に、俺はなる!」が板についてきたときと同じ感じで。ちなみに私の場合はバギー戦(ペットショップの犬のエピソード辺り)ぐらいでした。

ていうか何で「怪物王女」が7巻まで出てるのに、田中ほさな「乱飛乱外」はまだ4巻なんだろう・・・ orz

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2007年12月27日 (木)

光永康則「怪物王女」6巻

ホラー特有のオムニバスな雰囲気で流しそうになったけど、第24話が裁判前で第25話が裁判の直後(姫が左腕を負傷している)ってことは、話の順番を入れ替わってるのかな?でも奥付の雑誌掲載時は連続になってるし……いっか。

とりあえず緩く続いてる話の流れで気になった点:

  • リザの兄を罠にはめた吸血鬼の兄弟は誰か?セブランは姫の居場所を掴んでなかったので該当しない。姫には心当たりがあるらしいが…第1王女?
  • リザ的吸血鬼ランキングによるとキニスキー>令裡>カロラインらしい。令裡強いのか。
  • セブランとエミール以外にも男の王位継承者がいる。結構たくさんいるのか。
  • かつて人魚を幽霊船に縛り付けていた、怨霊を操る魔術師が姫、エミール以外の陣営に加担している
  • 巻末の次巻予告では「第一王女、ついに戦線復帰!?」とアオリがあるんだけど、キニスキーとの共闘をゴマ化すための策なのかも。
  • 怒るフランドルはかあいい。ふが。

ホラーに疎いせいでストーリー全体の曖昧さというかアバウトさにイラつかないのは我ながら妙な感じですなあ。問題なく支援継続ということで。

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2007年12月 6日 (木)

怪物王女番外編「不良王女」

KBS京都ではやらなかった番外編を、とりさんの御好意で見ることができたのでご紹介。

何故かグレたフランドルを止めようとするドタバタ劇……コレわざわざ番外扱いにしなくてもいいんでない?とも思ったが、敵を絡ませずに内輪だけで済む話だからなのか。見所と言えば、原作の巻末を毎回飾るケルベロッテちゃんがTV番組として出てきた事ぐらいでしょうかね。

総括すると……やっぱり「生贄王女」以外は黒歴史認定したいところだなあ。未見の「追憶王女」も期待できそうにないし。でも久々にリアルタイムでしっかり見てしまったTVアニメであることに変わりはないので、記憶的には微妙な位置づけ。これを上書きするためにも、やっぱ「ぽてまよ」DVD買うかねえ。ほにほに。

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2007年10月 5日 (金)

怪物王女 第24話「決闘王女」

KBS京都ではこれが最終回、とりさんが教えてくれた番外編(25話)はやらないみたいです。

やっぱセブラン王子の弁護士が蠅男じゃないのがなあ……蠅男のエピソード抜いてるから仕方ないか。うお、裁判長が裸王浪川様で姫の弁護士が滝口順平とかキャストが無駄に贅沢すぐる!!

んでもってクライマックスの決闘シーン。
セブランをリザの兄貴の仇と匂わせるようなシーンが盛り込まれてるけど、これはOK。
立ち回りは結構いいかなーと思うんだけど、キメがあっさりしすぎる。原作では必ずバーンと見開きページにしてるからねえ。

実質的最終回でエンディングがヘンな始まり方した割に、新しくカット追加された訳でもなくて泣ける。

まとめとしては、佳作(中の下)といった所ですな。
でもアニメのTVシリーズをこれだけしっかりチェックしたのは随分と久し振りな気がします。実は今、ビデオやHDDレコーダーといったTVを録画する機械を持ってない環境なのですが、それがむしろ程よい緊張感を持ってこの作品に接することができた原因なのかもしれません。

ていうか今期は見るものが見つかってません。よみうりテレビがカイジもネウロも放送しないのが痛いなあ……

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2007年9月14日 (金)

怪物王女 第21話「追放王女」

吸血鬼社会を追放され刺客(下等吸血鬼)を差し向けられた令裡に対して、宿命のライバルたる人狼族の娘リザがデレる話。あ、敵はドラクル公だっけ。

追放云々は言い掛かりでしかないんだけどね。下等吸血鬼に白木の杭が刺さったら『じゅわ~んん』と消えちゃうのは地上波的に仕方ないのかもしれないけど味気ないなあ。ていうか戦闘シーンが全体的に大人し過ぎるっつーか、攻撃を受けても服が破れないのは寂しいねえ(まだ言うか、俺)。
あ、ドラクル公死んだ。いちおう王族の命を受けてた事はなってるのか。ひょっとしてセブラン王子との対決までは持っていくつもりなのかな?次回は「殺戮王女」だし、それっぽい流れにはなってる気がする。

問題はDVDをどうするかだが、ホラー映画っぽく残虐描写をX指定まで上げたディレクターズカットとか出してくれれば考えるけど、見損ねたエピソードと「生贄王女」のためだけに買うのはちょっと……んー、継続審議。

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2007年9月 7日 (金)

怪物王女 第20話「連結王女」

ドラクル公?原作だと「人狼殺しのキニスキー」+第一王女なんだけど出さないことにしたのか。第一王女への仕打ちは地上波的にヤバいのかな、やっぱ。ていうことはTV版のラスボスはこいつなのか?

でもドラクル公、ツェペリ殺してないよ?あーもうTV版オリジナルで令裡vs.ツェペリのシーンをやってるから説得力ないのか。パッと見はストーリー的におかしくないんだけど、その分原作との違いがチクチク障るんだよなあ。リザの拘束具を魔法の蔦にしたせいで、リザが令裡を積極的に巻き込んだことになってないし。サイクロプスが第一王女の血の戦士じゃないからリザの閃きも若干くすんじゃってる気がするし。でも萌え中心の回よりは随分いいんじゃないでしょうか。

残り6回か。話数確認するのにオフィシャルサイト見たけど、「生贄王女」に登場した『赤錆村の殺人鬼』が再登場する「昏睡王女」はやらないのかな?

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2007年8月24日 (金)

光永康則「怪物王女」5巻

アニメ化中で流れに乗ってるからって刊行ペース早っ!機を見るに敏。豪腕、同時に捨て身。

5巻では第5王子セブランとの対決がまるまる1巻使って語られています。姫の過去、王族の正体など、早く読める割に結構盛りだくさんな内容でした。あと最後に第1王女がちらっと出てきたのですが…どうやらこの姫も一筋縄ではいかない御仁のようです。ちなみに5巻にはヒロの姉・紗和々はまったく出てきません。個人的にはフラン兄弟姉妹の製作者が見てみたいんですが、そのうち出てくるのかなあ。

ていうか同じ雑誌で連載されてるハズの田中ほさな「乱飛乱外」の4巻がまだ出ないのは何故なんだろ?同じビミョーな路線ならこっちの方がいいのに…やっぱ月刊少年シリウスも押さえるべきなのか?!

あと「シグルイ」9巻は売り切れてましたギギギ。

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