超久しぶりのエントリー。
こないだのヨルムン7巻とブラクラ9巻は時期を逸したので仕方ない仕方ない。
石ノ森章太郎・村枝賢一「新・仮面ライダーSPIRITS」1巻
マガジンZから月マガに移籍して開始した、1号と2号の間をつなぐストーリー。相変わらず「仮面ライダー」という作品への愛とリスペクトがコマの間から滲み出る仕上がりとなっています。
どっちかというとウルトラマン派だった私ですが、今回もしっかり『聞こえて』きました。第2話と第3話の間に描かれた、サイクロン号を駆るライダーとタイトルの絵で。そう、「ちゃーっちゃらー、ちゃちゃちゃちゃっ♪」というアイキャッチの音楽がががが!再放送で数える程しか見たことないハズだし、それも随分昔の話なんだけどねえ。やっぱ村枝賢一恐るべしって話ですよ。
光永康則「怪物王女」10巻
長兄デュケーン登場。犬型フランケンシュタインはフランダーじゃなくてフラングだったか。どう見てもキャシャーンな格好でアンドロ(作中ではドローン)軍団まで率いてるなんて話が違う!(いい意味で)王族争いに隠された秘密の一端が明らかにされた訳ですが、今回は爆乳我がまま長女シルヴィアと令裡が大活躍でした。
このマンガ、相変わらずホラーやSFの短編のエッセンスがいい所取りで盛り込まれてるんだよなー。アニメ版はその辺ぜんっぶ無視してわざとらしい萌え臭をなすりつけようとして失敗してたけど。
田中ほさな「乱飛乱外」7巻
やっっっっと出ましたか。つかこの表紙は大丈夫なのか、児ポ法的な意味で。
聖女エズミ編が終わって、雷蔵一行は伊賀の里で次期頭領候補・おろちの忍法勝負「百活修法の儀」に付き合わされることに。「おろちの絶対いじめてはいけない伊賀の里24時」の罰ゲーム時の叫び「の────っ」が面白すぎる。
エズミ編で禁じ手的アドバイスが入ったせいか、雷蔵がちょっと成長できたような気がします。
今回かがりが使う「神体合の術」について、前の使い手・幽香(かすか)から『術が破れたときの話』が出まして……うーん、前に言ってた伏線が回収されるのかも。幽香の念者って冠木星眼なのかなぁ。次巻は来年の夏らしいのですが巻末のアオリが気になるなあ…。